項目:共通設定
シート作成後、項目定義を行います。
項目定義・設計
あらかじめ、シート内で管理する項目、フロント側(コンテンツ)の表示・入力項目を洗い出します。
userモジュール:項目定義の例
項目追加
データ一覧から追加する場合は、画面右端の歯車アイコンから設定画面に切り替えます。

項目の追加は「新規作成」より項目種別を選択します。

項目作成画面(userモジュール)
タブを切り替えながら、必要な情報を入力します。

基本情報
項目ID、項目名などの基本情報を入力します。
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| ID | 項目のIDを設定してください。 半角英数字( -、_ も可)で設定してください。 |
| 項目名 | 項目名を設定してください。 |
| 注釈 | 入力時の注釈・注記があれば設定します。 ※フォームグループで項目名を非表示設定にした場合、注釈も非表示になります |
基本情報で設定するIDは、コンテンツやメールの変数名として展開されます。内容が推測しやすいIDを設定してください。
項目設定
項目種別ごとの設定は、下記のマニュアルを参照してください。
動作設定
項目に特別な動作設定を行う際に設定します。
動作タイミングをチェックすると、実行コード、実行パラメータなどの入力画面が開きます。
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| 登録・編集・検索 | 本項目に登録、編集または検索が行われた時、コードエリアに記述したスクリプト(JavaScript)が実行されます。 |
| 周期 | 定期的にデータ取得や集計などを行う場合に利用できます。 実行周期(周期):15分・60分・12時間・24時間 から選択 実行関数(周期):データ取得・データ件数・フィールド集計(平均値)から選択 ※項目種別によって異なる |
フォームグループ
管理画面の表示を設定します。 タイトルラベル・ユニット・項目グループ利用時は、事前に 項目一覧|設定 からフォームグループを作成しておきます。

| 設定 | 説明 |
|---|---|
| タイトルラベル | 項目にタイトルラベルを設定する場合に選択。 タイトルラベルは項目の大カテゴリに相当します。 |
| ユニット | 項目にユニットを設定する場合は選択。 ユニットはタイトルラベル配下に中カテゴリを付与したい場合に設定します。 |
| 項目グループ | 項目に項目グループを設定する場合は選択。 複数の項目をひとつの管理項目として使用したい場合に設定します。 |
| 項目名表示設定 | 選択を外すと項目名が非表示になります。 項目グループと項目名が同じ場合などに、非表示にして表記が重ならないようにできます。 ※項目の入力欄のみ表示 |
権限設定
管理画面・コンテンツにおける項目の操作権限を設定します。
デフォルト設定値はモジュールごとに異なり、システム仕様で編集を許可していない箇所はグレーアウトになっています。
- 一般、ユーザー:コンテンツ、API経由の操作
- マネージャー:マネージャー権限の管理画面、コンテンツ、API経由の操作
- 管理者:管理画面、API経由の操作
- 登録権限:該当項目の登録権限
- 編集権限:該当項目の編集権限
- 詳細表示:該当項目の参照権限
- 検索条件表示:該当項目の検索条件。管理画面で検索項目にする場合にチェック
- 一覧表示:該当項目の一覧表示設定。管理画面の一覧で項目を表示する場合にチェック
- CSV表示:該当項目のCSV表示設定
- API表示:APIでアクセスした場合の表示設定
項目の詳細確認・複製・編集
作成した項目は、項目一覧画面右側のアイコンより詳細確認・複製・編集が可能です。
各アイコンから、以下の操作が行えます

項目一覧
- 項目の詳細を参照
- 項目を複製(類似設定に便利)
- 項目の編集
類似項目を複数作成する場合は、設定内容が引き継げる複製登録が便利です。
項目の削除
項目の削除は可能ですが、削除項目にすでに登録データがある場合は、データも削除されます。
項目作成時に生成された変数も削除されるので、コンテンツ側で削除項目の変数を置いている場合は表示不正になります。
メール変数として利用している場合も同様です。
以下の場合、項目は削除できません。
意図的に削除したい項目が削除できない場合は、以下の条件に該当していないか確認してください。
- 項目を登録しているシートに役割を与えられている(例:シート情報 > 管理者設定で「表示項目」に使用)
- 連結項目に使用されている
- 項目を設定しているシート以外から参照されている
- メールアドレス項目で、メールアドレスとして定義されている(全てのシートが対象)
- sendモジュール実装時、添付ファイルのシート項目参照にて利用されている