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Keepモジュールの基本設定


概要

keepモジュールは、キープ対象のシートに登録されているデータに対して、一般・ユーザー権限者が対象データを記録(レコード保存)できる機能です。
この機能を利用して、「お気に入り」や「閲覧履歴」機能を構築することができます。

連携モジュールの活用例

 itemモジュール

  • 対象アイテムシートの一覧・詳細コンテンツにおいて、「お気に入り」登録ができます。
    ページ再訪時の利便性向上だけでなく、商品の比較などに利用できるため、購買や申し込み意欲を促すサイト作成が可能になります。

  • 対象アイテムシートの詳細ページにアクセスした履歴が記録できます。
    ユーザーの傾向分析が可能になるため、サイトターゲットの検証やマーケティング活動に活用できます。

keepイメージ

権限操作権限操作内容
一般 / ユーザーコンテンツ:登録・一覧・削除アイテムを任意操作でお気に入り登録・削除
アイテム詳細にページロード(閲覧履歴)
管理者管理画面:一覧・詳細・削除キープシート一覧からの操作

keepモジュールの構築

モジュール導入からWebコンテンツ作成までの大まかな流れは以下になります。

  1. シート新規作成
  2. シート設定
  3. メニュー作成
  4. シート編集
  5. コンテンツ作成

1. シート新規作成

画面右上歯車マーク > シート設定:モジュール から、keepモジュール「詳細」を選択します。

設定画面

2. シート設定

「新規作成」より、基本情報を設定します。

モジュール管理send画面

対象情報説明
対象モジュールキープ対象のモジュールを設定します。
※設定後は変更不可です。
対象シートキープ対象のシートを設定します。
※対象モジュールで作成されたシートが選択可能です。
共通設定説明
キープ名称管理画面のメニュー名やパンくずとしても使用されるため、わかりやすい名称を設定します。
キープ情報引継ぎ設定「有効」とした場合、一般権限(未ログイン状態)でキープした情報を、
ユーザー権限(会員ログイン後)にも引き継ぐ事ができます。
レコード削除設定説明
削除権限削除対象(一般 / ユーザー)とするキープレコードの所有者権限を設定します。
※チェックを入れない場合、レコードは削除されません。
保持期間上記で設定した権限における、キープレコードの保持期間を設定します。
保持期間が過ぎれば、対象権限のレコードを削除します。
サーバー負荷軽減のため、可能な限り短期間の設定を推奨します。

レコードの削除タイミング

キープレコードに何らかのアクションが行われてから、設定した保持期間経過後に削除されます。
キープ情報はユーザ―単位で「お気に入りしたかどうか」の更新日時情報を保持しています。
いずれかのアイテム情報にアクセスした際もキープ情報が更新されます。

警告

お気に入り機能の場合

  • お気に入りボタンを押下したのが「2021/03/01」、その後サイトアクセスがないなど、キープに関連した情報の更新がない場合、
  • 「2021/03/01」から保持期間経過後に削除
  • お気に入りボタンを押下したのが「2021/03/01」、キープに関連した情報への最終アクセス日が「2021/04/01」の場合、
    「2021/04/01」から保持期間経過後に削除

閲覧履歴機能の場合

  • 初回アクセス日が「2021/03/01」、最終アクセス日が「2021/04/01」の場合、「2021/04/01」から保持期間経過後に削除

3. メニュー作成

シート作成後、管理画面におけるサイドバーの表示設定 メニュー設定 を行います。

4. シートの編集

シート設定を編集する場合は、画面右上歯車マーク > シート設定:モジュール > keep:詳細 > シート一覧の鉛筆アイコン から行います。

シート編集

5. コンテンツの作成

keepモジュールには、以下のコンテンツがあります。

注記
  • キープ一覧 キープ情報の一覧コンテンツです。※検索機能はありません。

  • キープJS keepモジュールに関する挙動(イベント)をJavaScriptコードで出力します。
    キープJSを対象のコンテンツに読み込むことでkeepモジュールを動作させます。


keepモジュール関連マニュアル