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logモジュールの基本設定


概要

logモジュールは、パレットCMSで構築した自社サイトにおけるエンドユーザーの操作・挙動を記録することができます。
ログの記録は全てAPIを介して行います。

※管理画面の操作ログを記録する機能ではありません。

記録するログのイベントトリガーは自由に定義が可能。全権限(管理者、マネージャー、ユーザー、一般)のログを生成することができます。

logモジュールイメージ

logモジュールの活用例
  • アイテム一覧ページで検索された項目の記録。「会員・非会員」といったパレットCMS内の権限を特定した記録が可能。
  • コンテンツ内の広告や特定の情報などが画面上に表示された時に、位置を特定するユニークなキーを記録。
  • Web動画の埋め込まれているページに対し、Web動画のAPIを利用し、再生・一定時間再生時などに、コンテンツページ、動画情報などを記録。
  • IoTの活用など、外部システムやモノのログを記録。

操作権限(ロール)

各権限によるlogモジュールの操作権限は以下になります。

権限登録一覧参照詳細編集削除備考:△の操作
管理者--・削除操作がONの場合。初期設定はOFF
・削除操作は管理画面からの操作のみ可能。
マネージャー-----
ユーザー-----
一般-----

データ構造

logモジュールは、以下の項目を利用して作成されたイベントトリガーのログを取得することができます。

フィールド名項目名用途
idシステムIDログのシステムID
log_sheetログシートログシートの情報(シートID)
user_type登録者権限ログの登録者権限。一般 / ユーザー / マネージャー / 管理者
user_sheet_id登録者シート登録者シート情報(シートID)。※一般、管理者は空
user_t_id登録者登録者情報(システムID)。※一般、管理者は空
param1~6param1~6操作を特定したり、連携を行ったりするための自由な入力欄。文字列として64文字まで格納できます。
param_json汎用データパラメータが6項目以上ある場合などに利用します。Json形式で記述します。
log_unix登録日時ログの登録日時

logモジュールの構築

1. シート新規作成・編集

logシートを作成します。歯車マーク > シート設定 | モジュール から、**logモジュール「詳細」**を選択します。

※シート名・レコードの保持期間を編集するときも設定から行います。

設定画面

「新規作成」より、基本情報の設定をします。

新規作成

共通設定

項目内容
ログ名称ログ情報の名称を設定。当該logシートのシート名になります。
※設定名は管理画面のメニュー名、パンくずとしても使用されます。

レコード削除設定

項目内容
保持期間レコードの保持期間を設定します。
7日 / 30日 / 60日 / 90日 / 180日 / 360日 / 720日 / 無制限
※1日1回00:00:00に指定日数経過したレコードを削除します。

2. メニュー作成

シート作成後、管理画面におけるサイドバーの表示設定を行います。 メニュー設定


3. アクセス権限(ロール)設定

logモジュールのシートに対して、アクセス権限(ロール)設定を行います。

アクセス権限


管理画面からのログ登録

運用都合や何らかのトラブルによりログが登録されなかった場合、管理者は管理画面からログを登録することができます。

操作権限(ロール)の章で説明したとおり、レコードの削除は、削除操作が許可(ON)されている場合のみ可能。編集操作はできません。

ログシートの「新規作成」から行います。

ログ新規作成

基本情報

項目内容
登録者権限一般 / ユーザー / マネージャー / 管理者から選択。
※ユーザー・マネージャーを選択した場合、登録者シートの選択、登録者選択を続けて行います。
登録日時現在の日時以前を設定します。
※未入力の場合、現在日時が設定されます。

パラメータ情報

項目内容
param1~6パラメータ情報を設定。
汎用データパラメータが6項目以上ある場合の記述欄。記述はJSON形式で行います。