snsモジュールの基本設定
概要
SNS連携を行うモジュールです。LINEアカウントによるログイン設定が行えます。
ソーシャルログインを利用する場合はuserモジュールの導入が必要です。
- userモジュール:LINEアカウントによるログイン(ソーシャルログイン)
LINEサービスの事前準備
ソーシャルログイン機能を実装するにあたり、LINEの各種サービス設定は事前に進めておいてください。
LINEログインを始めよう: https://developers.line.biz/ja/docs/line-login/getting-started/
- ログイン設定をするLINEアカウント作成
- プロバイダーの作成
- LINEログインチャネルの作成
ソーシャルログイン機能の構築
SNSとユーザーシートの紐付け(ソーシャルログイン定義)を設定した後、SNSログインボタンを設置するコンテンツにSNS変数を利用して記述します。
ソーシャルログインの構築
- LINE Developers:LINEログインチャネルの情報取得
- パレットCMS:ソーシャルログイン定義の設定
- パレットCMS:コンテンツの設定
ログイン機能のほか、以下の関連機能をユーザーコンテンツに追加することができます。
- SNS連携の解除
- 連携状態の判別
- 未連携かつログイン失敗の状態で登録した場合、登録後に連携を生成
- 管理者による連携状態の管理
LINE Developers:ログインチャネルの情報取得
① LINE Developersの「コンソール」にログインし、連携するLINEログインチャネルを選択します。
図3-1:LINE Developers - チャネル選択
② チャネル基本設定から「チャネルID」と「チャネルシークレット」をメモします。
図3-2:チャネル基本設定
パレットCMS:ソーシャルログイン定義の設定
① パレットCMSでソーシャルログインの接続設定をします。 歯車マーク - SNS | ソーシャルログイン管理 から、ソーシャルログイン定義 を選択します。
図3-3:チャネル基本設定
ソーシャルログイン定義 パレットCMSのソーシャルログインを実装するシートにSNS側の接続情報を定義する設定です。
②「新規作成」から基本情報を設定し、「作成」よりLINE接続情報の設定に進みます。
図3-4:ソーシャルログイン定義登録
基本情報(登録) | |
---|---|
定義名 | 接続するサービス名など、わかりやすい管理名称を設定 |
接続種別 | LINEログイン |
連携先 | 連携する(ソーシャルログイン機能を付加する)ユーザーシートを選択 |
③ 接続情報を設定する前に、基本情報欄の「コールバックURL」を控えます。後でLINE側に設定します。
コールバックURLとは LINEログイン後に、ユーザーがリダイレクトされるURLです。 LINE Developers - LINEログインチャネル | LINEログイン設定 に設定します。
図3-5:ソーシャルログイン定義編集
基本情報(編集) | |
---|---|
ID | ソーシャルログイン定義のシステムID。後でユーザーログインコンテンツの記述に使用します。 |
コールバックURL | LINEログインチャネル に設定するコールバックURLを表示。 https://パレットCMS設置先URL/sns_login.php |
ログインチャネル | LINEログイン設定で使用します。 |
定義名 | 登録時に設定した定義名。 |
接続種別 | LINEログイン |
連携先 | 登録時に設定した連携ユーザーシート名 |
④ 接続情報にLINEログインチャネルから取得した「チャネルID」「チャネルシークレット」を入力し、ステータスを「有効」にします。
図3-6:ソーシャルログイン定義編集
⑤ LINE Developersコンソールに戻り、ログインチャネル | LINEログイン設定 にパレットCMSから取得したコールバックURLを設定します。
図3-7:ログインチャネル | LINEログイン設定
⑥ 設定した定義の編集を行う場合は、ソーシャルログイン定義一覧のえんぴつマークから行います。
図3-8:ソーシャルログイン定義一覧